家の解体工事を依頼する際のポイント

人生に一度あるかないかの自宅の解体工事ですが、いざ工事を依頼しようとなると、様々な疑問が生じるのではないでしょうか。
数多くいる解体工事業者の中で、何を基準に選択したらよいのだろうか?また、どんなことを事前に確認する必要があるのだろうか?といった具合です。
家という生活を営む大切な場所を解体するのですから、慎重に検討する必要があります。
そこで今回は、解体工事を依頼する際に確認できる2つの点をご紹介いたします。

解体業者スタッフの対応や人柄

どんな人間関係にも言えることですが、相手の人柄には重きをおくのではないでしょうか。親切で誠実な対応をしてくれる人は、信頼できるものです。
解体工事に関しては依頼する側が初めての場合が多く、費用面だけではなく、分からない点や疑問点が数多く出てくることでしょう。
そのような場合、丁寧で親しみやすい接し方や対応をしてくれるスタッフであれば、遠慮なく質問することができ安心して解体工事を任せることができます。
また解体工事には、騒音や振動といった問題がどうしても発生してしまうので、近所など近隣住民の方への対応が必要になる可能性があります。
事前の近所の方への挨拶等も含め、対応するスタッフのマナーや良識ある対応によって近隣の方の工事に対する印象も変わってくるかもしれません。
もちろん、数回の接触で相手の人柄を見極めることは不可能ですが、問い合わせ時や打ち合わせの際のスタッフの対応の仕方や言葉遣いや人柄を観察することで、様々なトラブルを避けることにも役立つかもしれません。

見積書の見やすさ

見積書には、あまりなじみのない言葉や表現が出てくることがあります。
解体工事は、家を壊すだけではなく、解体前に対象の建物をシートで囲むことや、関連する工事、ゴミのリサイクルなど、多くの作業が発生して様々な工程があります。
もし具体性に欠ける曖昧な見積書で、依頼主が納得していない状態で解体工事が始まってしまうと、後々 費用面でのトラブルが発生してしまう可能性もあります。
解体工事の場合は、想定外の状況が生じ追加費用が発生する場合があるかもしれません。
そのような場合、依頼主が見積書の項目の詳細を把握して理解していれば、納得して工事を任せることができるでしょう。
提示された見積書の項目や工事の内容、施工範囲など分からないことをそのままにするのではなく、担当スタッフに質問して詳しい内容を理解しておくようにしましょう。
もし、そのような説明もなく、見積書も明確でない場合は注意が必要かもしれません。

まとめ

住宅の解体工事は、愛着のある住まいを建て直すため、リフォーム、または運用のために行うなど、依頼主にとっても大きなイベントです。
また、工事によって発生する費用面や工期などでも分からない点が多く、様々な不安がつきものです。
まずは、上記であげた注意点に加えて、他にも考慮できる必要な情報を入手しましょう。
そのうえで、担当スタッフとよく話し合い、工事内容に納得したうえで、解体工事を依頼していくことが大切です。