解体する建物のサイズ
解体工事費用は坪単価が大まかに決まっています。 建物の床面積によって変わるので、建物が大きければ大きいほど、費用がかかることになります。 二階建て以上か平屋かによっても解体する床面積は変わります。構造
建物には木造、鉄骨や鉄筋コンクリート造などの構造の違いがあります。 相場としては、木造の解体費が最も安く、鉄骨、鉄筋コンクリートの順番で高くなると言われています。 解体時に使用する重機や作業する人手の数が多いほど費用は割高となります。廃棄物の処理や付帯工事
解体することによって排出されるコンクリートや木くずなどを処分するための作業や運搬にも費用がかかります。 また、ブロック塀、庭木や物置など撤去しなければならない物が建物以外にもあれば、その分の費用も必要となります。 さらに、覚えておきたい点として、建物にアスベスト含有建材が使用されていた場合、通常通りに廃棄するのではなく、定められた方法で適切な処理を行わなければならないため、解体費用がさらに発生します。立地
解体する建物が、住宅の密集した場所や、狭小地にあるかどうかによっても費用は変わってきます。 そのような立地での工事では、重機の搬入が自由にできないケースや機材などの使用に制限があるなど、特別な配慮や技術が必要となるため、面積が小さい建物でも費用が割高となってしまう可能性があります。他にも、解体業者による費用の算出方法や、重機の使用の有無などによっても費用が変わってくるので、複数の業者に依頼して見積りを出してもらい、それらを比較して判断することもできるでしょう。