環境問題や不法投棄による影響~摂津市~

現在、世界中で見られる地球温暖化、大気汚染や土壌汚染による影響により、過去にはなかった規模での大雨による水害、山火事や干ばつなどが発生し、人々の日常生活に大きな影響を及ぼしています。
そのため、環境問題に関心を持ち、地球環境の保護、または今ある資源を大切に扱うために、さまざまな活動が盛んに行われています。
例えば、数多くあるエコ活動の中で、日常生活で行える事柄には以下のようなものがあります。
  • ・マイボトルやマイタンブラーを携帯することで、紙製やプラスチック製の容器を削減できる
  • ・エコバッグを使用することで、レジ袋を使わずに済むためゴミの削減に繋がる
  • ・服や物をリサイクルすることで、今ある資源を大切にして、廃棄物を減らすことができる
上記にとりあげたものの中には、日常生活で当然のように取り入れているというと方も多いのではないでしょうか。
これらは全てエコに繋がる行動の一つではありますが、一方で解体工事を含む工事現場においても、環境汚染を抑制して、環境に配慮した行動は大切です。
現在、工事現場などで発生する産業廃棄物の不法投棄が大きな問題となっています。
もちろん、この問題は過去からずっと生じており、法改正などにより不法投棄の量そのものは以前に比べると減少したようですが、それでもいまだに不法投棄が行われています。
では、この不法投棄によって生じる環境への悪影響にはどのようなものがあるのでしょうか。

不法投棄による悪影響

・健康被害
不法投棄されたゴミの中に、アスベストなどの有害物質があった場合には、呼吸器障害などを引き起こす可能性があります。
・土壌汚染
廃棄物の中に、鉛などの有害物質があると土壌に流れ込んでしまう場合もあります。
そうした土壌汚染により生態系にも悪影響が及びかねません。

上記であげたものは、ほんの一例ですが不法投棄によって、日常生活においても健康面でも重大な被害が生じかねないということが分かります。
そこで、各自治体では、不法投棄抑制のためさまざまな条例などを設けています。

摂津市の条例

大阪府摂津市で制定されている環境への配慮を促す条例をご紹介します。
  • ・摂津市環境の保全及び創造に関する条例
  • ・摂津市廃棄物の減量、再生利用及び適正処理に関する条例
また、産業廃棄物だけではなく、テレビやエアコンといった一般家庭から出るゴミが不法投棄されているケースもあるので、一人一人が決められた方法に沿って処分することは非常に大切です。

まとめ

環境保護のためにできるエコ活動のいくつかと、解体工事などの作業で発生する不法投棄の危険性についてご紹介しました。
国外のこととしてだけでなく、日本でも環境悪化による災害や健康被害のニュースを聞くことがあります。
環境問題は無視しても問題ないわけでも、他人事ということでもなく、身近なものとして考える必要があるのではないでしょうか。
引き続き、毎日の生活の中で無理なくできる自分なりのエコ活動を見つけて、環境を大切にしていきたいものです。