アスベストとは
天然にできた鉱物の一種で、石でありながら、その繊維が非常に細く軽いため「石綿」とも呼ばれています。 この繊維は、丈夫で耐火性や断熱性などが高いという特徴があるために、かつては建築物に幅広く使用されていましたが、アスベストを吸入することにより健康被害を引き起こす恐れがあることが分かり、現在では使用が禁止されています。 例えば、肺がんや悪性中皮腫などの重篤な病気を発症させる可能性があると言われています。 では、このアスベストに関して、高槻市では解体工事をするにあたって、どのような対策や補助制度が設けられているのでしょうか?アスベスト分析調査費用の補助
アスベストに関して上記で説明したように、使用が禁止される前に建設された建物の中には、アスベスト含有の建物も存在しています。 高槻市では、アスベストの使用の有無に関しての調査を行う費用の一部を補助する制度を設けています。 この調査費用の補助は、現場調査や撤去にかかる費用ではなく、アスベスト含有の有無や含有量の分析調査を専門分析機関に依頼するにあたって生じる費用に対する補助となります。 高槻市のアスベスト分析調査費用の補助補助の対象
高槻市内の建築物であり、吹付アスベストが使用されている可能性がある建物の所有者、管理組合に対して行われます。補助金額
上限25万円を限度とした調査費用の全額(1,000円未満の端数は切り捨て)この補助金の申請を行う場合は、分析調査を行う前にアスベスト分析調査補助金交付申請書と必要書類を提出する必要があります。 補助を希望する場合は、事前に高槻市の担当窓口にて確認、相談することをおすすめします。