どのように解体業者を探すか?
知り合いに解体業者がいるという場合などは良いかもしれませんが、一から業者を探さなければならないという方が多いのではないでしょうか? インターネットなどから検索して、解体したい建物の周辺にある業者を探すという方法や、解体業者に関して必要な情報を提供している自治体もあるようなので、それらを活用することもできるでしょう。 工事を契約する前に、複数の業者に見積りを出してもらい比較検討することがすすめられています。近隣に対してはどのような対応が必要か?
解体工事前に挨拶を行うことは、トラブルを未然に防ぐうえで大切だといえるでしょう。 十分に配慮した工事であっても、騒音や粉塵の発生を避けることはできません。 解体する建物の場所によっては、道路を一時的に塞いでしまうということも考えられます。 ですから、事前に工事内容について近隣住民に説明しておくことは、誠実な対応だといえるでしょう。 挨拶や説明の際には、解体工事の日程や時間帯等、詳しく伝えると尚よいでしょう。 また、どのくらいの範囲の近隣住民へ挨拶を行うかという点は、経験豊富な解体業者に相談しながら決めることをおすすめします。追加費用が請求されることもあるのか?
実際に、解体工事においては追加費用が発生する可能性もあるようです。 追加費用が発生する例をご紹介します。アスベストの処理費用
築年数の経過した建物には、アスベスト含有建材が使用されていたものもあります。 その場合、アスベストの除去費用が追加発生します。残置物の撤去
業者に見積りをしてもらった時点では、残置物を施主側が処分する予定だった場合や、見積り時よりも、家具や家電などの残置物が多く残っていた場合は、その費用がかかります。建物以外に対処する必要が生じた
地中に、井戸、岩石や廃材などが見つかった場合、それらを取り除く作業に費用が発生します。 解体工事が始まってから発見されることも多いため、見積り時には確認することができず、結果として追加費用となってしまいます。上記のように、避けられない追加費用もありますが、まずは、金銭面でのトラブルを防ぐためにも、工事前に見積りの内容や内訳をよく把握しておきましょう。 不明な点は、その都度、担当者に確認をとることで、不安を抱くことなく工事を任せることができるでしょう。